仕事中やオフ時間に突然、パソコンから音が出なくなった経験はありませんか?
「youtubeをみようと思った時!」
「web会議をしようとした時」等々。
そんな困った時に試していただきたい、具体的な解決方法を今回はお伝えします。
1. パソコンから音が出ない!?:音設定を確認する
突然パソコンから音が出なくなったとき、最初に行うべき手順は音設定の確認です。
これは非常にシンプルな操作で、特別な知識を必要とせずに自分自身で試すことができます。
まず、パソコンの右下にあるスピーカーアイコンをクリックしてみましょう。
音量調整バーが表示されるはずです。ここで重要なのは二つのポイントです。
一つは音量が0になっていないか、もう一つはミュート(消音)になっていないかです。
音量が0になっていた場合、スライダーを右に動かして音量を調整します。
ミュートになっていた場合は、ミュートボタンをクリックして解除します。
これらがうまく行けば、音が再び出る可能性が高いです。
次に確認するべきは、「サウンド設定」です。スピーカーアイコンを右クリックして、「サウンド設定を開く」をクリックします。
ここで、「出力」の設定を確認しましょう。あなたが音を出力したいデバイスが選択されているかどうか確認します。
間違ったデバイスが選択されていると、音が出ません。
また、「サウンドコントロールパネル」も確認すると良いでしょう。
ここでは、「再生」タブをクリックし、使用しているデバイスが「既定のデバイス」として設定されていることを確認します。
異なるデバイスが選択されていた場合は、適切なデバイスを選択し、「既定に設定」をクリックします。
以上が音設定の確認方法です。
一見、複雑に思えるかもしれませんが、実際にはクリックや選択するだけの操作がほとんどで、パソコン初心者でも実行可能です。
とはいえ、それでも音が出ない場合は、少し複雑な対処法を試す必要があるかもしれません。
それが次の音声デバイスのドライバのアップデートです。
でも心配しないでください、次の手順も難しくはありません。
音が出ない原因は多種多様ですが、設定の確認は最も簡単で最初に試すべき手段です。
それにより、音が出ない問題を解決できる可能性が高いです。
忘れずに、確認をお願いします。
2. パソコンから音が出ない!?:ドライバをアップデートする
音設定が適切であるにも関わらず、まだパソコンから音が出ない場合、次に検討するべき問題は音声デバイスのドライバにあります。
ドライバはハードウェアとオペレーティングシステム間のコミュニケーションを可能にする重要なソフトウェアです。
古いまたは壊れたドライバは、音声の出力に問題を引き起こす可能性があります。
まず、「デバイスマネージャ」を開きましょう。
Windowsのスタートメニューで「デバイスマネージャ」と検索すれば簡単に開けます。
デバイスマネージャが開いたら、「オーディオ入出力とゲームコントローラ」または「サウンド、ビデオとゲームコントローラ」を探して展開します。
ここにあるデバイスが、パソコンの音声を制御している部分です。
次に、使用しているオーディオデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」をクリックします。
新しいドライバーが利用可能かどうかを自動的に検索してくれます。
新しいドライバーが見つかったら、指示に従ってインストールしましょう。
更新が終わったら、パソコンを再起動します。
もし最新のドライバが既にインストールされていると表示されても、まだ問題が解決しない場合は、ドライバを一度アンインストールして再インストールするという手段もあります。
デバイスマネージャーの同じ音声デバイスを右クリックし、「ドライバーのアンインストール」を選択します。
アンインストールが完了したら再起動し、パソコンが自動的にドライバを再インストールするのを待ちます。
なお、このプロセスは少し時間がかかることがあります。
また、一部の音声デバイスには専用のソフトウェアがあり、そのウェブサイトから最新のドライバをダウンロードする必要があるかもしれません。
以上が、音声デバイスのドライバを更新する方法です。
この手順は少し技術的ですが、手順を一つずつ確実に行えば、音が出ない問題を解消する可能性が高いです。
しかし、これでも音が出ない場合は、もう一つの解決策があります。それがパソコンの再起動です。
これは最後の手段として試すことをお勧めします。
3. パソコンから音が出ない!?:パソコンを再起動する
もし音設定の確認とドライバの更新にもかかわらず、音が出ない問題が解消されない場合は、意外とシンプルな解決策が効果的な場合があります。
それが、パソコンを再起動するという手段です。
たまに、オペレーティングシステムやソフトウェアの一時的なエラーや不具合が、音が出ないという状況を引き起こすことがあります。
再起動すると、これらの一時的なエラーがクリアされ、問題が解決することがあります。
具体的には、パソコンのスタートメニューから「再起動」を選択します。一部のパソコンでは、電源ボタンを押すことで再起動メニューが表示されます。
あるいは、Ctrl + Alt + Delete キーを同時に押して、出てくるメニューから「再起動」を選ぶことも可能です。
再起動後、再び音が出るかどうかを確認します。それでもダメなら、再度音設定やドライバの更新を確認してみてください。
再起動が音を修復する場合があるという事実は、パソコンに限ったことではありません。
スマートフォンやタブレットでも同様です。
なぜなら、これらのデバイスもまた、ソフトウェアとハードウェアから成るコンピュータだからです。
このようなシンプルな解決策が効果的である理由は、コンピュータが非常に複雑なシステムであり、多数のプログラムやプロセスが同時に動作しているからです。
これらの中には、互いに干渉し合うものもあり、その結果として一時的なエラーや問題が発生することがあります。
しかし、再起動が全ての問題を解決するわけではありません。
再起動しても音が出ない場合、ハードウェアに問題があるかもしれません。
その場合は、専門家の助けを借りることを検討してみてください。
まとめ
パソコンから音が突然出なくなるという問題は、不便で困りますよね。
しかし、音設定の確認、音声デバイスのドライバのアップデート、そしてパソコンの再起動という手順を試すことで、問題を解決できる可能性が高いです。
この記事では、それぞれの手順を詳細に説明しました。
一見、難しそうに見えるかもしれませんが、一つずつ手順を踏んで行けば、難しくないはずです。
そのために、この記事を参考にしてみてください。
では、良いパソコンライフを!
コメント