あれ?パソコンが立ち上がらない、しかも、画面はクルクルとローディングだけ。
そんな困った瞬間、ありませんか?
でも、ちょっと深呼吸。
私が同じ経験から得たちょっとしたコツを、みなさんと共有したいと思います。
1. 緊急時の”強制終了”と再起動
パソコンがクルクルと立ち上がらないとき、まず考えるべきは「強制終了」ですよね。
これはパソコンの電源ボタンを長押しして、パソコンを強制的にシャットダウンする方法です。
ちょっと強引な感じがしますが、そんな時こそ力技が必要かもしれません。
強制終了は、パソコンの全てのプロセスを一時停止させ、システムをリセットします。
これにより、一時的なエラーやバグが解消され、パソコンが正常に立ち上がることがあります。
その後、再起動をしてみてください。
この時、電源を切って少し時間をおくことで、パソコン内部の一時的な問題がリセットされ、問題が解決する可能性もあります。
なので、試してみて損はありませんよ。
再起動を行うことで、システムが新たに立ち上がり、以前の問題が解消されることも多いです。
これは非常にシンプルな手法ですが、効果的な場合も多いので、まずはここから始めてみることをおすすめします。
でも、強制終了と再起動を試してもダメだったら、パソコンが少し頑固になっているのかもしれませんね。
それは、パソコンの中の一部が機能しなくなっていたり、パソコンの心臓部とも言えるOSの重要な部分に何か問題が生じている可能性を示します。
しかし、安心してください、この記事ではまだ試すことがたくさんあります。
その前に、一度専門家の意見を聞くのも悪くない選択ですよ。
それでもダメなら、次に紹介する方法を試してみてください。
これはちょっとテクニカルな方法です。何かと言うと、「セーフモード」での起動です。
セーフモードでの起動は少し手間がかかりますが、非常に効果的な方法です。
セーフモードでは必要最低限のドライバとプログラムのみが起動するため、不要なプログラムや悪意のあるソフトウェアからシステムを保護できます。
具体的な手順については次の章で解説しますね!
2. “セーフモード”での起動
さて、次に私が推奨するのは、「セーフモード」での起動です。
「セーフモードって何?」と思うかもしれませんね。
セーフモードとは、不要なプログラムやサービスを停止した状態でパソコンを起動する特殊なモードです。
これにより、トラブルの原因となる要素を排除して問題の特定や修正がしやすくなります。
それでは、Windows 10をセーフモードで起動する具体的な手順をご紹介します。
まず、WindowsキーとRキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
その後、”msconfig”と入力して「OK」をクリックします。
次に、「システム設定」ウィンドウが開いたら、「ブート」タブを選択します。
そして、「ブート オプション」の下にある「セーフ ブート」のチェックボックスをオンにします。
最後に、「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。
これで次回のWindows起動時にはセーフモードで立ち上がるはずです。
セーフモードで起動した後、何をするべきか迷ったら、まずはパソコンの状態をチェックし、問題の特定に取り組んでみましょう。
具体的には、特定のプログラムが問題を起こしていないか確認したり、最近インストールしたソフトウェアが影響していないか削除して確認したり、ドライバのアップデートが必要でないかをチェックします。
ここで重要なのは、一つ一つ手順を踏み、慌てず、焦らずに進めること。それぞれの作業は繊細で、パソコンの状態に大きな影響を及ぼす可能性があるため、注意深く行う必要があります。
セーフモードは、あくまで診断ツールの一つです。
すべての問題を解決するわけではありませんが、多くの場合に有用です。
それでも解決しない場合、次に考えるべきは「システムの復元」です。
この項目は次のセクションで詳しく解説します。
3. “システムの復元”
さて、強制終了とセーフモードがうまくいかなかった場合、次に試してみてほしいのが「システムの復元」です。
システムの復元とは、パソコンのシステム設定をある時点に戻す機能で、これを使うことでパソコンが正常に起動しない問題を解決できることがあります。
「システムの復元ポイント」は、特定の時間にシステムの設定をスナップショットしたもので、これが存在しないとシステムの復元はできません。
これは通常、システムのアップデートや新しいソフトウェアのインストール時などに自動的に作成されます。
システムの復元はこの「復元ポイント」を利用して、問題が発生する前の状態に戻すことで問題を解決します。
ただし、注意点としては、復元後は復元ポイント作成後にインストールしたアプリケーションが動作しなくなる可能性がある点です。
これは、システムが復元ポイントの時点に戻されるため、その後に行われた変更(例えば、新しいソフトウェアのインストールなど)が反映されなくなるからです。
復元の対象はシステム設定やアプリケーションなどで、個人のファイル(例:ドキュメントや写真など)は影響を受けませんが、可能な限り定期的なバックアップを推奨します。
万が一、システムの復元がうまく行かなかった場合でも、落ち着いて再挑戦しましょう。
その際は、異なる復元ポイントを選択する、あるいはさらに以前の復元ポイントを選択するなどの方法が考えられます。
また、自分での解決が難しい場合は、プロのITサポートに依頼するのも一つの手段です。
どんなに困難な状況でも、あきらめずに取り組み続けることが大切です。
ちょっとしたトラブルも経験として捉え、次回からのパソコンライフに生かしていきましょう。
まとめ
以上、パソコンが立ち上がらない時の対処法をお届けしました。
心がけてほしいのは、一つずつ、落ち着いて試すこと。
そして、専門家に頼ることも忘れないでください。
これで、パソコンとの毎日をもっと楽しむことができるはずです。
では、良いパソコンライフを!
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